イヤホンを2台同時に接続したい⁉同時接続ができる条件を解説!

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「パソコンで動画を見ながら通話をしたい」
「2台のイヤホンを使って好きな音楽を一緒に聞きたい」

と考える方も少なくないのではないでしょうか。

そこで、ポイントとなる機能がマルチポイントやデュアルBluetoothです。
今回は、イヤホンを同時接続できる条件を場合別に紹介し、マルチポイントやデュアルBluetoothの違いを解説します。

イヤホンを同時に接続できる条件

イヤホンの同時接続には、以下のケースが考えられます。

  • イヤホン×1といくつかのデバイスを同時接続
  • イヤホン×2とデバイス×1を同時接続

そこで、本項では上記の2パターンにおける必要な条件を解説していきます。

イヤホンをいくつかのデバイスと同時接続するケース

1台のイヤホンをパソコンやスマートフォンなどのいくつかのデバイスと同時接続するためには、マルチポイントを搭載するイヤホンの選択が必要です。

マルチポイントを使用すると、イヤホンを用いてパソコンで動画見ながらスマートフォンで通話をするといったことが可能となります。

また、マルチポイントを持つイヤホンは製品仕様の欄や取扱説明書に「マルチポイント」というワードが記載されているケースが多くあります。
そこで、お手元のイヤホンの仕様を確認してみると、同時接続が可能かを知ることが可能です。

イヤホン2台をデバイスに同時接続するケース

2台のイヤホンを1つのデバイス(スマートフォンなど)に繋げたいケースでは、デュアルBluetoothが必要です。
デュアルBluetoothは、マルチポイントとは違いデバイス側に搭載されている機能です。
そのため、スマートフォンでデュアルBluetoothを使いたい場合は「デュアルBluetooth対応のスマートフォン」を購入する必要があります。

イヤホン2台をiPhoneに同時接続したいケース

iPhoneには、デュアルBluetoothは搭載されていないため、1台のiPhoneにいくつかのイヤホンを同時に繋ぐことはできません。
しかし、iPhoneおよびiPadはAirPodsやBeatsワイヤレスヘッドホンを使用すると同時に繋いで音楽を聴くことができます。

共有の方法も至ってシンプルで、以下の引用文のようにAirPodsやBeatsワイヤレスヘッドホンを使用したいデバイスに接続し、AirPlayボタンをタップするのみです。

  1. AirPods または AirPods Pro、AirPods Max、またはBeats ヘッドフォンをiOS または iPadOS デバイスに接続します。
  2. iPhoneまたはiPadのコントロール センター、ロック画面、または聞いているアプリでAirPlay ボタンをタップします。
  3. 「オーディオを共有」をタップします。
  4. 友達が AirPods または AirPods Pro を持っている場合は、AirPods をケースに入れた状態でデバイスに近づけて蓋を開けます。友達が AirPods Max を持っている場合は、デバイスに近づけてください。友達が Beats ワイヤレス ヘッドフォンを持っている場合は、ペアリング モードにしてデバイスに近づけます。
  5. 友達のヘッドフォンが画面に表示されたら、「オーディオを共有」をタップします。
Appleホームページ

このように、iPhoneでもAirPods などを使えば、同時接続ができることがわかります。

イヤホン2台の同時接続に必要なマルチポイントやデュアルBluetooth

前項では、イヤホンを同時に接続する条件として、マルチポイントやデュアルBluetoothが必要だと紹介しました。
また、上記に似た名称の機能にマルチペアリングというワードも存在します。

そこで本項では、マルチペアリング/マルチポイント/デュアルBluetoothの違いを解説していきます。

マルチペアリング

マルチペアリングとは、ワイヤレスイヤホンなどの機器1台に対して、いくつかのデバイス(スマートフォンなど)を登録できる機能です。
例えば、1台のイヤホンでスマートフォン/タブレット/パソコンを使い分けたい時に、それぞれのデバイスにイヤホンを登録し、必要に応じて接続を切り替えることで使用可能です。

しかしながら、マルチペアリングはBluetoothを用いる機器1台に対して、1台のデバイスのみが接続可能なため、スマートフォンからの音声を複数のイヤホンから出力することはできません。
そのため、イヤホンを同時に接続するためにはマルチポイントやデュアルBluetoothが必要となります。

マルチポイント

マルチポイントとは、ワイヤレスイヤホンなどのBluetoothを用いる機器1台に対して、いくつかのデバイスを同時に繋げる機能です。
例えば、1台のイヤホンにスマートフォンとパソコンを同時繋げると、パソコンで音楽を聴きながらスマートフォンからの通話に対応できます。

上記は、1台の機器をいくつかのデバイスを接続する機能を示しており、スマートフォンからの音声をいくつかのイヤホンで聞くことはできません。

このように、マルチポイントは同時にBluetoothを接続できるデバイスの数を示していることがわかります。

デュアルBluetooth

デュアルBluetoothとは、1つのデバイスに同じプロファイルのBluetoothを用いる機器を繋げる機能です。
Bluetoothには、音声出力やデータ転送などの機能ごとに別々の通信方式(プロファイル)を使用しており、異なるプロファイルのBluetoothのみが同時に接続可能です。

例えば、ワイヤレスのイヤホンとキーボードはパソコンに同時接続できますが、2台のワイヤレスイヤホンを同時に接続できません。
上記は、ワイヤレスキーボードとワイヤレスイヤホンは別々のプロファイルをしているのに対して、2台のワイヤレスイヤホンは同じプロファイルを使用しているからです。

デュアルBluetoothは、デバイス内にBluetoothチップを2枚内蔵することで、1台のデバイスで同じ用途のプロファイルを持つ機器を同時に繋げることができます。

このように、デュアルBluetoothは音声出力などの用途の似た2つの機器を1台のデバイスに接続する機能だとわかります。

イヤホンを2台同時に接続したい⁉同時接続ができる条件を解説!まとめ

今回は、イヤホンを同時に接続するために必要な条件をパターン別に解説しました。
イヤホンの2台同時に接続するためには、以下の機能が必要だとわかりました。

  • マルチポイント:イヤホン1台とデバイス複数台を繋げたいケース
  • デュアルBluetooth:イヤホン2台にデバイス1台を繋げたいケース

本記事が、イヤホンやデバイスの選定に役立てていただければ幸いです。

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